長春五馬路
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長春五馬路
(講談社文芸文庫, [き-C10])
講談社, 2006.4
- タイトル読み
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チョウシュン ウーマロ
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注記
年譜: p250-256
著書目録: p257-259
『木山捷平全集』第8巻(1979.6 講談社)を底本としたもの
内容説明・目次
内容説明
長春で敗戦を迎えた木川正介は、毎日五馬路に出掛ける。知り合いの朝鮮人の配下となり、大道ボロ屋を開業して生きのびている。飄々として掴みどころなく生きながら、強靭な怒りにささえられた庶民の反骨の心情は揺るがない。深い悲しみも恨みもすべて日常の底に沈めて、さりげなく悠然と生きる。想像を絶する圧倒的現実を形象化した木山文学の真骨頂。著者最後の傑作中篇小説。
「BOOKデータベース」 より