江戸時代とはなにか : 日本史上の近世と近代
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江戸時代とはなにか : 日本史上の近世と近代
(岩波現代文庫, 学術 ; 158)
岩波書店, 2006.4
- タイトル読み
-
エド ジダイ トワ ナニ カ : ニホン シジョウ ノ キンセイ ト キンダイ
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注記
岩波書店(1992.12)刊の「岩波現代文庫」版
内容説明・目次
内容説明
民主主義を支えるのは、自発的な社会的責任の意識であろう。江戸時代の人々は、それを「役」と表現し、現代の役人や役員の語につながる。民主主義が近代の一つの特色であるとすれば、日本の近代は江戸時代に始まっていたのではないか。この新しい視点から、日本の近世と近代を多角的に考察する。
目次
- 序説 日本史の時代区分
- 1 社会組織の基本原理(江戸時代の社会と政治思想の特質;江戸時代の天皇—その社会的基盤は何か;戦国大名と幕藩体制;徳川家康の文教政策と国家構想)
- 2 宗教と文化(日本における国民的宗教の成立;思想にみる江戸時代の個と集団;元禄文化と社会—職業文化人の登場)
- 3 近代への展望(明治維新と武士—「公論」の理念による維新像再構成の試み;日本史上における近代天皇制—天皇機関説の歴史的背景)
「BOOKデータベース」 より