フランス反骨変人列伝
著者
書誌事項
フランス反骨変人列伝
(集英社新書, 0337D)
集英社, 2006.4
- タイトル読み
-
フランス ハンコツ ヘンジン レツデン
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注記
主要参考文献: p227-229
内容説明・目次
内容説明
フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。本書は、その中でも極めつきの、それでいて日本ではほとんど紹介されていない四人の人物、モンテスパン侯爵、ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人・六代目サンソンを取り上げる。
目次
- 第1章 モンテスパン侯爵(「公式寵姫」制度;戦場に届いた噂 ほか)
- 第2章 ネー元帥の悲劇(革命が栄光の道を開く;新国王との出会い ほか)
- 第3章 犯罪者詩人、ラスネール(パリ重罪裁判所法廷;詩人に生まれた少年 ほか)
- 第4章 六代目サンソン(十五歳のときに家業を知る;父との対話/死刑執行の前夜 ほか)
「BOOKデータベース」 より