司馬遼太郎 : 司馬文学の「場所」
著者
書誌事項
司馬遼太郎 : 司馬文学の「場所」
(学研M文庫)
学習研究社, 2001.2
- タイトル別名
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司馬遼太郎 : 歴史は文学の華なり、と。
司馬遼太郎 : 司馬文学の場所
- タイトル読み
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シバ リョウタロウ : シバ ブンガク ノ バショ
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注記
『司馬遼太郎 : 歴史は文学の華なり、と。』(小沢書店、1996年刊)の増補、文庫化
内容説明・目次
内容説明
日本という国、日本人という民族の過去と現在を問いつづけた国民文学の巨匠・司馬遼太郎。グローバルな視野に立った歴史観から、魅力あふれるヒーローたちの生きざまを描いた数多くの小説、随筆、紀行文等。新世紀を迎えた今なお、司馬作品は我々に生きる指針を与えてくれる。本書は、近代日本の思想・政治・文化について活発な評論活動を展開する松本健一の司馬遼太郎論の決定版である。
目次
- 理性と気概のひと—追悼・司馬遼太郎
- 歴史は文学の華なり、と。—司馬文学の「場所」
- 「鳥瞰」という方法
- 『項羽と劉邦』の読まれ方
- 失われた設計図—『「明治」という国家』
- 清朝勃興のドラマ—『韃靼疾風録』
- 深い文明観—『風塵抄』
- 大いなる仮説—司馬史観のゆくえ
- 「侍」の死生—『峠』のなかの河井継之助
- 個体が光る—『微光のなかの宇宙』の文章表現
- 文化とは、何か—「対談・日本人の器量を問う」にふれて
- 小さき人に生まれたし—『おお、大砲』に思う
- 司馬遼太郎と私
- 資料を生で読むひと
- もう一つの日本の物語「司馬遼太郎が愛した世界展」にふれて
- 街道をゆく眼差し—あとがき風に
「BOOKデータベース」 より