江戸の博物学者たち
著者
書誌事項
江戸の博物学者たち
(講談社学術文庫, [1764])
講談社, 2006.5
- タイトル別名
-
江戸の博物学者たち
- タイトル読み
-
エド ノ ハクブツ ガクシャ タチ
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注記
青土社 1985年刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
本草学は、動・植物学、鉱物学等にわたる壮大な学問であり、ほぼ博物学に相当する。中国渡来のこの学問は、江戸期に日本独自の本草学を創成し、小野蘭山、畔田翠山により、その研究は頂点へと達した。明治期、本草学は欧米流学問の奔流に呑み込まれていくが、その成果は生物学、民俗学、方言学等に継承された。学問史に異彩を放つ日本本草学の消長。
目次
- 第1章 本草学の起源と展開(本草学という科学;『本草綱目』の思想;林羅山と『新刊多識編』 ほか)
- 第2章 蘭山と本草学の形成(本草学から博物学へ;蘭山の研究・採薬と学統;木内石亭と考古学 ほか)
- 第3章 畔田翠山の時代と名物学(幕末の本草学と名物学;『古名録』の出版事情;堅香子と古名の考証 ほか)
「BOOKデータベース」 より