あの世この世
著者
書誌事項
あの世この世
(新潮文庫, せ-2-39)
新潮社, 2006.5
- タイトル別名
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あの世この世
- タイトル読み
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アノ ヨ コノ ヨ
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注記
新潮社 2003年11月刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
僧侶歴30年で文壇の大御所と、臨済宗名刹の副住職で芥川賞作家。年の差34歳のふたりが初顔合わせ。お互いの小説や修行僧時代の秘話から始まった対談は、やがて「愛欲の悩みをどうするか」「不慮の死はどうやって受けとめるか」といった話題に。聖俗の両側から人の煩悩を見つめながら、あの世とこの世を縦横無尽に語り合う。作家で僧侶のふたりがやさしく教えてくれる、極楽への道案内。
目次
- 1 あの世はあるのでしょうか(愛する人に死に別れるくらい、苦しくつらいことはありません;「そろそろお迎えですよ」とはなかなか言えません;本当に愛している人はみんな死んでしまった;地図のない国へ旅立つのは心細いことです;お葬式の時にこんな文章を読んでもらいたい)
- 2 仏教に入るまでの道を辿る(宗教、宗派を超えて、好きなものは好きなんです;信仰生活をしている人にしか、わからないこと ほか)
- 3 お釈迦さまの慈悲と最後の旅について(お釈迦さまこそ完全な慈悲の権化です;仏教的な慈悲から男女のことを考える;人知れず、遊行のうちにのたれ死にたい;自らを拠りどころとせよ、私なんかに甘えるな)
- 4 この世の苦と楽について教えてください(私たちの悩みを聞いてください;なぜいじめが起きるのでしょうか ほか)
- 5 ふたたび、あの世とはどんなものでしょうか(寂聴極楽ツアーにみんなで行きましょう;あの世は人間に残された最後の夢;祈り、願いが成就する時;この世は美しい、あの世も美しい)
「BOOKデータベース」 より