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司法の犯罪

伊佐千尋著

(新風舎文庫)

新風舎, 2006.4

Title Transcription

シホウ ノ ハンザイ

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Note

1983年5月に文藝春秋より刊行、1991年1月に文春文庫として刊行されたものの新風舎文庫版

Description and Table of Contents

Description

「弘前事件」「高輪グリーン・マンション殺人事件」を例に、日本の刑事裁判でいまだ絶えない冤罪の構図を解き明かす。事件当事者や弁護人への丹念な取材、訴訟記録の精査によって、誤判に携わった裁判官、検察官、警察官の過失、責任を追及。冤罪事件に共通する捜査や裁判の杜撰さが浮き彫りになる…。日本の司法がどのような罪悪を犯しているのかを検証していく。自身の陪審員経験を綴った『逆転』で大宅賞を受賞、日本における「陪審裁判」運動の先駆けとなった著者が、司法改革を呼び起こした発端の書。

Table of Contents

  • 弘前事件
  • 司法に隠された犯罪者
  • 高輪グリーン・マンション事件
  • 東京拘置所での面会
  • 自白—敗走千里の自己崩壊
  • 自白に信憑性はあるか?
  • 検察側の主張
  • 物証なき殺人
  • 密室の取り調べ
  • 司法は誰のものか?
  • 陪審制への道
  • 眠れる陪審法
  • 権力は陪審制度を忌む

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Details

  • NCID
    BA76757962
  • ISBN
    • 4797489715
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    446p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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