書誌事項

サフィア : 新生イラクを担う族長の娘

ヨハンナ・アワド=ガイスラー著 ; 福田和代, 伊東明美訳

清流出版, 2006.4

タイトル別名

Safia : eine Scheichtocher kämpft für ihr Land

タイトル読み

サフィア : シンセイ イラク オ ニナウ ゾクチョウ ノ ムスメ

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内容説明・目次

内容説明

イラクの若い女性政治家、サフィア(サフィア・ターレブ・アル・スヘイル)。父(ターレブ・アル・スヘイル。シーア派)はベニ・タミム族を率いる有力な族長で、サダム・フセインの政敵。サダムの影響力が強くなると、一家は亡命を余儀なくされる。サフィアがイラクを離れ、レバノンへ逃れたのは4歳の時。その後もヨルダン、サウジアラビアを転々とする。生命の不安にさらされる中、成長するサフィア。そしてついに、イラクの真の平和を願う父にサダムの手が…。父の遺志を継ぐべく、サダム政権崩壊後の混乱したバグダッドにいち早く帰還したサフィアは、祖国再建に向けて献身的に働く。2004年9月、エジプト大使に指名される。そして、2005年12月に行われたイラク国民議会選挙では、念願の議席を獲得した。現在40歳のサフィアは、新生イラクで、虐げられてきた女性たちが声を上げることのできる未来を築くために奔走する。世界が知りえなかったサダム独裁体制の真実が、今、明らかになる—。

目次

  • 1965〜1969
  • 1970〜1974
  • 1975〜1979
  • 1980〜1984
  • 1985〜1989
  • 1990〜1994
  • 1995〜1999
  • 2000〜2003

「BOOKデータベース」 より

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