中国農村における社会変動と統治構造 : 改革・開放期の市場経済化を契機として

書誌事項

中国農村における社会変動と統治構造 : 改革・開放期の市場経済化を契機として

江口伸吾著

国際書院, 2006.5

タイトル別名

Social change and governance structure in rural China : a turning point in the marketization during the reform era

中国農村における社会変動と統治構造 : 改革開放期の市場経済化を契機として

タイトル読み

チュウゴク ノウソン ニオケル シャカイ ヘンドウ ト トウチ コウゾウ : カイカク カイホウキ ノ シジョウ ケイザイカ オ ケイキ トシテ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

博士論文「中国江蘇省蘇南地域における農村基層政権の変容 : 改革・開放期の社会変動に対応して」 (成蹊大学, 2003年提出) を基に加筆修正したもの

参考文献一覧: p243-259

内容説明・目次

内容説明

改革・開放期における市場経済化を契機とする農村地域の社会変動に対応して、基層政権が下位の社会集団、利益集団といかなる関係を再構築しつつあるか、コーポラティズム論といった政治社会学の方法論を引照して跡づけ、農村地域の統治構造の再編のゆくえを考察する。

目次

  • 序章 中国農村における社会変動と統治構造をめぐって
  • 第1章 農村地域における地域権力構造の変容—小城鎮建設を基軸にして
  • 第2章 農村地域における社区の再編と非制度的な社会構造
  • 第3章 村民自治制度の導入と農村統治—「ローカルな国家コーポラティズム」の視点から
  • 第4章 農村基層政権工作とその変容—村民自治制度の導入を契機として
  • 第5章 地方行政機構改革と統治構造の重層化
  • 終章 改革・開放期における統治構造の変容—利益集団とコーポラティズム論
  • 補論 「北東アジア学」創成に寄せて

「BOOKデータベース」 より

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