花影
著者
書誌事項
花影
(講談社文芸文庫, [お-C10])
講談社, 2006.5
- タイトル別名
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花影
- タイトル読み
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カエイ
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注記
1995年4月、筑摩書房刊『大岡昇平全集7』を底本とし、多少振りがなを加えたもの
著者肖像あり
年譜: p183-192
著書目録: p193-198
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
女の盛りを過ぎようとしていたホステス葉子は、大学教師松崎との愛人生活に終止符を打ち、古巣の銀座のバーに戻った。無垢なこころを持ちながら、遊戯のように次々と空しい恋愛を繰り返し、やがて睡眠薬自殺を遂げる。—その桜花の幻のようにはかない生に捧げられた鎮魂の曲。実在の人物をモデルとして、抑制の効いた筆致によって、純粋なロマネスクの結構に仕立てた現代文学屈指の名作。
「BOOKデータベース」 より