白夜
著者
書誌事項
白夜
(竹書房文庫, Han-Ryu Entertainment Books)
竹書房, 2005.3
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
-
White nights
- タイトル読み
-
ビャクヤ
大学図書館所蔵 全1件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784812419793
内容説明
物語の幕は銃声と共に開かれた—23時を回ったモスクワの外貨食堂“カフェ・コザック”。外国人たちで賑わった店内で突如銃撃事件が発生した。表面上、マフィアの勢力争いと見られていたが、韓国の企業“ウソン貿易”の職員が惨殺されていたことで展開が一転する。“特殊工作員”という過去を隠しアメリカで教鞭をとっていたミン・キョンビンが、急遽、真相解明のために召集されることとなった。隠居生活を過ごしていたキョンビンに白羽の矢が立ったのは、彼の最愛の妻の死に深く関わった“黒蜘蛛”の名前が浮上したからだった。その頃、ロシアと北朝鮮双方の国防・武力相が密談を交わし、何かが動き始めていた…。社会主義体制が崩れ、混沌とした90年代初頭のロシアを舞台に、錯雑した人々の陰謀と運命、そして愛を描いた本格サスペンス小説。
- 巻冊次
-
中 ISBN 9784812419809
内容説明
“カフェ・コザック”襲撃事件の唯一の生存者ソーニャは、アナスターシャに匿われていた。恐怖から身を守ろうと固く心を閉ざしたままのソーニャ。しかし、キョンビンの導きによって徐々に重い口を開き始めた。彼女の記憶の闇に潜む一人の男の姿。それはキョンビンの脳裏に焼きついた“黒蜘蛛”のそれと一致した。ニコライやピーターらの協力を頼りに、事件の真相を追って奔走するアナスターシャとキョンビン。次第に惹かれ合い、激しく求め合う二人の背後に、蜘蛛の糸が迫る。一方、北朝鮮では、任務に就く兄を見送りに来たイ・ヨンジュンは、ひょんなことから、兄の任務の機密に気付いてしまう。その任務は秘密裏に行われ、殉死必至に課せられたものだった。残された者の愛と悲しみをも飲み込み、長白虎部隊は一路ロシアへと動き出した…。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784812419816
内容説明
コードネーム“レッド・ドラゴン”の特命が下り、特殊部隊長白虎部隊は着々と北北東へ進んでいた。国家に忠誠を誓い任務に目を輝かせる隊員たちの前に、不適な笑顔を浮かべたテクヒョンが待ち受ける。彼らの視線の先には戦闘機“ブラックジャック”が映っていた。一方、モスクワで北朝鮮と黒蜘蛛の計画を知ったキョンビンとアナスターシャは、その真相を追い、模索していた。銃を交えて黒蜘蛛が姿を消したその突如、ロシア国内でクーデターが発生。市街地に混乱の波が押し寄せる中、二人にドミトリーの友人を語った北朝鮮からの通信が入る。情報を頼りにバシリーらと共に東へ向かう二人を待ち受けていたものは…。陰謀と戦争、復讐と暗殺—血の匂いを漂わせる闇に包まれ、はかなくも激しく輝く様々な愛の行方は未来へとつながるのだろうか…。
「BOOKデータベース」 より