東西を越えて : 比較文学文化のために

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東西を越えて : 比較文学文化のために

伊藤宏見著

文化書房博文社, 2006.4

改訂増補版

Title Transcription

トウザイ オ コエテ : ヒカク ブンガク ブンカ ノ タメ ニ

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Note

参考文献あり

Description and Table of Contents

Description

東西の文学と文化が、比較対照されるようになってから、久しいが、本著は新しい視点と問題意識をかかげて、極めて自由に、かつ大胆に、双方が影響しあう点を論じて、実証的である。ハーン、イェイツ、エリオットを始め、イマジズムの詩人に及んでいる。また、更に謠曲、芭蕉、漱石、上田敏、泣菫らの作品に関心を抱き、ロバート・ルイス・スティーブンスンの日本人観を評釈している。そこで、今後の世界文学、宗教、芸術に互って、その在り方への指針となるべく、リーチ、大拙、ユングの思想をも紹介に努めている。

Table of Contents

  • 1 イェイツと鈴木大拙
  • 2 イェイツとイマジズム詩人らの東洋文化の受容(『日本からの模倣』(日本を真似て);エリオットと東洋的無の静寂;芭蕉とカール・サンドバーグ ほか)
  • 3 英米作家の日本の伝統文化の受容とその現象—ことに小泉八雲、夏目漱石、イェイツ、フェノロサ、バーナード・リーチについて(燒津における八雲;八雲の書簡五通と母節子より長男一雄への手紙;熊本大学訪問及び旧五校々舎資料 ほか)
  • 4 世界史的な思潮の中の日本及び東洋文化(ユングとThe I Chingの『金華経』;セオソフィカル・ムーブメントとイェイツ;イェイツと謡曲とのかかわり ほか)

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Details

  • NCID
    BA76884245
  • ISBN
    • 4830110791
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xvp, p7-265
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
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