帰らざる日本人 : 台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います
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帰らざる日本人 : 台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います
(シリーズ日本人の誇り, 2)
桜の花出版 , 星雲社(発売), 2004.12
- タイトル読み
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カエラザル ニホンジン : タイワンジン ト シテ セカイシ カラ ミテモ ニホン ノ タイワン トウチ ワ セイサク ト シテ ジョウジョウ ダッタ ト オモイマス
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注記
発売:星雲社
内容説明・目次
内容説明
戦後、日本人が帰国してしまっても、台湾に残った私のような日本語族を、「帰らざる日本人」と人は呼びます。今の日本人は台湾のことを知りません。台湾が昔日本だったことも、領台の50年、偉大な明治の先人達が苦労して台湾を近代化したことも全て忘れています。私達のような元日本人が台湾にいるということも、皆知らないのです。教育が忘れさせているのです。私は、むしろ終戦後になって日本時代の良かったことが身に沁みたという感じです。そして時代が変わって、苦しい環境になった時に、初めて日本時代に受けた教育が発揮出来たわけです。それから感謝するようになりました。戦後のあの忌まわしい二・二八事件で、中国人の本性をまざまざと見せつけられ、私たちはこの戦後やってきた中国人とは違うのだ、自分たちの精神の基盤は日本精神なのだ、と明確に意識するようになったのです。日本の台湾統治は、当時、西欧列強が行なっていた植民地的感覚の統治とは全く違って、国を治めるというような腹太い政策でやっていたのです。
目次
- 第1章 日本統治時代の台湾に生まれて
- 第2章 素晴らしかった日本教育
- 第3章 戦争の時代を生きて
- 第4章 戦後の混乱
- 第5章 日本よ、再び立て
- 第6章 台湾人として
「BOOKデータベース」 より