空想科学日本昔話読本
著者
書誌事項
空想科学日本昔話読本
扶桑社, 2006.4
- タイトル別名
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空想科学「日本昔話」読本
The primer of dream science extra
- タイトル読み
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クウソウ カガク ニホン ムカシバナシ ドクホン
大学図書館所蔵 件 / 全21件
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注記
参考文献: 巻末
監修: 空想科学研究所
内容説明・目次
内容説明
人、犬、猿、雉という兵力で鬼の大軍勢を屈従させたり、灰で桜を咲かせてみたり、破天荒で独創的な昔話の主人公たち。その物語は無数の人々が、幼い者たちへの愛情をリレーしながら、数百あるいは数千年をかけて少しずつ練り上げてきたものである。ゆえにその横顔や行跡には、人間の想像力が限界まで注ぎ込まれているに違いない。ならば科学の力で、その実力を見極めてみようではないか。
目次
- 一寸法師—一寸法師はなぜ鬼に勝てたのか
- 猿蟹合戦—子蟹たちの仇討ち成功は本当にハッピーエンドか
- 花咲かじいさん—シロはなぜ殺されねばならなかったのか
- 浦島太郎—魚の国の姫君が仇敵たる漁師を招待した真意
- かもとりごんべえ—人間は鴨にぶら下がって空を飛べるのか
- かぐや姫—赤ちゃんが3か月で乙女に!?あまりに成長が早くないか
- いなばの白うさぎ—うさぎは皮を剥かれても生きていられるか
- わらしべ長者—たった1日で資産を350億倍にするコツ
- かさじぞう—かさじぞうの雪中歩行を科学的に想像する
- かちかち山—うさぎがたぬきを惨殺した動機は何なのか
- 舌切り雀—雀vsおばあさんの実録鬼嫁日記
- 七夕—14.6光年離れた2人が1年に一度逢うために
- 桃太郎—桃太郎はなぜ桃と一緒に切られなかったのか
- 十二支—なぜ十二支にクマやタヌキはいないのか
- 鶴の恩返し—ヒトとツルの種を超えた相思相愛が実を結ぶ方法
- 大男の国引き—太古、日本の国土は巨人たちの玩具だった
「BOOKデータベース」 より