やむをえぬ事情により…… : エドワード・マローと理想を追ったジャーナリストたち
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やむをえぬ事情により…… : エドワード・マローと理想を追ったジャーナリストたち
早川書房, 2006.4
- タイトル別名
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Due to circumstances beyond our control...
やむをえぬ事情により…… : アメリカ放送界の内幕と報道の自由
やむをえぬ事情により : エドワードマローと理想を追ったジャーナリストたち
- タイトル読み
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ヤムオエヌ ジジョウ ニ ヨリ : エドワード マロー ト リソウ オ オッタ ジャーナリスト タチ
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注記
「やむをえぬ事情により…… : アメリカ放送界の内幕と報道の自由」(現代ジャーナリズム選書 1, 1969刊)の一部改題、改訂
内容説明・目次
内容説明
テレビという放送媒体が登場してまもない1950年代のアメリカに、数々の伝説的な社会派レポートを世に送った名報道番組があった。その名は「シー・イット・ナウ」。この番組の中心的人物こそ、今でもカリスマ的な名声をほしいままにする名ジャーナリスト、エドワード・マローと、プロデューサーとして敏腕をふるったフレッド・フレンドリーであり、彼らのまわりには報道の理想を追求する才能ある者たちが集まっていった。「赤狩り」が猖獗をきわめた時代に、いわれなき汚名を着せられ、軍を追われようとする空軍中尉の事件を追及し、赤狩りの中心人物、マッカーシー上院議員のやり方に真っ向から異議を唱えた「シー・イット・ナウ」は、アインシュタインをはじめとする著名人・一般人の喝采をあびた。しかし、種々の圧力、非難に悩むCBS経営陣との軋轢は次第に強まっていく…。CBSニュース社の社長の座についてからも、報道人としての矜持を失わなかった著者は、やがてある事件をきっかけにCBSを去ることになる。商業主義と報道の本分とのはざまであがき通した一人の誠実な報道人が、伝説的ジャーナリストとの「黄金の日々」を回想し、理想と妥協が交錯する番組制作の内実を赤裸々に語る名著。
目次
- 1 英雄的なもの、マイロ・ラドゥロヴィッチ
- 2 マッカーシー放送
- 3 「シー・イット・ナウ」の奇妙な死
- 4 「CBSレポート」の奇妙な誕生
- 5 マローとスミスに従って…
- 6 ノルマンディ、ボストンの賭博屋、そして価値ある賞の数々
- 7 すべての社長が知らなければならないこと
- 8 巨大なスイッチを握る新しい手
- 9 ヴェトナムの放送時間
- 10 通常株対公益
- 11 序幕—どうにでもなる事情
「BOOKデータベース」 より