偉人は未来を語る : 近代批判としての偉人論
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偉人は未来を語る : 近代批判としての偉人論
勉誠出版, 2006.5
- タイトル読み
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イジン ワ ミライ オ カタル : キンダイ ヒハン トシテノ イジンロン
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
われわれ自身の「鏡」として、また怠惰な精神の覚醒をうながす「目薬」でもある偉人を通して、日本社会の状況下における人間の生き方や社会の在り方、すなわち現代日本人が直面している「人生問題」とその背後に揺曳する“近代”という時代を批判的に考察する。
目次
- 「偉人とは」
- 孔子—「人間における関係性の洗練」
- マルクス・アウレリウス—「善人の功罪」
- マキアヴェリ—「悪による自己解放」
- 王陽明—「内外一致の自他救済論」
- セルバンテス—「嘲笑と同情」
- 大塩平八郎—「近代の誅伐」
- エマソン—「自己徹底と自己信頼」
- エイブラハム・リンカーン—「人間の悲劇と神の許し」
- カール・マルクス—「憎悪と他者否定」
- ドストエフスキー—「他者否定という罪」
- ニーチェ—「人間劣化への批判」
- チャーチル—「蛍への自負」
- ヘミングウェイ—「Doingの成功とBeingの敗北」
「BOOKデータベース」 より