異人街変化機関 : 伝奇新世紀
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異人街変化機関 : 伝奇新世紀
富士見書房, 2006.4
- タイトル読み
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イジンガイ ヘンゲ カラクリ : デンキ シンセイキ
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内容説明・目次
内容説明
旗本の次男坊である小三郎は眉目秀麗の好青年であったが、女性には晩生で、父はひそかに幇間の藤八に「遊び」を覚えさせるよう命じた。藤八は一策を案じ、横浜見物にかこつけて遊郭に連れ込もうと小三郎を連れ出した。開国間もない横浜の外国人居留地は異国情緒に溢れていた。しかし、耶蘇寺—天主堂に立ち寄ったふたりは奇妙なものを目にする。それは、血走る眼光、犬とも狼ともつかない未知の生物。「ひ、ひとが犬に変わった…」—小三郎は呟いた。時を同じくして江戸では、異形のもの—川獺天狗に喉頚を欠き斬られて惨殺される事件が巷間をにぎわせていた。小三郎と藤八は事件の関連を調べるのだが…。華々しい新しい文化の流入。その陰では、この国の民が知ることのない陰謀が蠢いていた。はたして小三郎は悪魔の陰謀の核心に迫ることができるのか。渾身の伝奇ホラー・サスペンス。
「BOOKデータベース」 より