戦国期の室町幕府
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書誌事項
戦国期の室町幕府
(講談社学術文庫, [1766])
講談社, 2006.6
- タイトル読み
-
センゴクキ ノ ムロマチ バクフ
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注記
原本は1975年角川書店より刊行
内容説明・目次
内容説明
民衆が歴史の表舞台に登場し、日本文化の伝統が形成された戦国時代の京都。その実像とはどのようなものか。本書は山門と五山の争い、幕府財政、警察制度、徳政一揆等を素材に政治経済都市としての中世末期の京都を概観、応仁の乱後の自治都市成立までを精緻な論証に基づいて活写する。中世史研究に一石を投じ高い評価を得た幻の名著、待望の文庫化。
目次
- 第1章 東班衆の世界—室町幕府の財政と荘園政策(幕府の裁判記録にみる有徳人衆;室町幕府の財政構造 ほか)
- 第2章 五山と北嶺(南禅寺楼門撤却事件;根本中堂自焼事件 ほか)
- 第3章 門前検断と釘貫—権門の町屋支配(京都における門前検断;奈良における寺内検断 ほか)
- 第4章 落日の室町幕府(所司代から管領代へ;「堺幕府」の成立と崩壊 ほか)
「BOOKデータベース」 より