切り裂きジャック : 世紀末殺人鬼は誰だったのか?
著者
書誌事項
切り裂きジャック : 世紀末殺人鬼は誰だったのか?
(徳間文庫)
徳間書店, 1998.7
- タイトル別名
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Jack the ripper
- タイトル読み
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キリサキ ジャック : セイキマツ サツジンキ ワ ダレ ダッタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
1888年秋、世紀末ロンドンで五人の娼婦が次次と殺害された。いずれも喉を切られ、内臓を裂かれるという残酷な手口で—。犯人は「切り裂きジャック」の異名で呼ばれ、ヴィクトリア朝の人々を震え上がらせた。以後百年余、殺人者の正体は、医師、産婆、王位継承者と、さまざまに憶測された。果たして、真の犯人は一体誰なのか?鬼才コリン・ウィルソンがついに謎の正体を解き明かす。
目次
- 序章 切り裂きジャックの心理学的肖像—ヴィクトリア朝の性道徳と20世紀の性犯罪より推理する殺人鬼の実像
- 第1章 事件のあらまし—切り裂きジャックの殺した五人の売春婦たち
- 第2章 事件のその後と分析—類似の事件と警察関係者の回想録での犯人推理
- 第3章 医師ジャック説—切り裂きの鮮やかな手口から浮かぶ悪徳医師たち
- 第4章 女ジャック説—レズビアン売春婦と助産婦の黒い復讐
- 第5章 紳士ジャック説—将来を嘱望された男たちの転落の果て
- 第6章 貴族ジャック説—ヴィクトリア女王の孫クラレンス公をめぐる騒動
- 第7章 黒魔術師ジャック説—世紀末に出現した妖しげな変人たち
- 第8章 その他のジャック説—レザー・エプロンから殺人鬼ディーミングまで
- 第9章 真犯人は誰か?—勢ぞろいした容疑者たちへの最終判決
- 補遺1 ジャックの後継者たち—動物いじめから殺人に走る非行少年
- 補遺2 メルヴィル・マクノートン卿のメモ
- 補遺3 切り裂きジャック書誌の100年
「BOOKデータベース」 より