「節度の経済学」の時代 : 階層化社会に抗して
著者
書誌事項
「節度の経済学」の時代 : 階層化社会に抗して
(朝日文庫)
朝日新聞社, 2006.5
- タイトル別名
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「節度の経済学」の時代 : 市場競争至上主義を超えて
- タイトル読み
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セツド ノ ケイザイガク ノ ジダイ : カイソウカ シャカイ ニ コウシテ
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注記
2003年12月、朝日新聞社より刊行された『「節度の経済学」の時代-市場競争至上主義を超えて』を改題したもの
内容説明・目次
内容説明
「市場原理主義」の危険性に警鐘を鳴らし続けてきた著者による経済コラム集。「所得格差」の拡大が大きな社会問題となっている今、小泉構造改革の危うさを問い、日本本来のモノづくりの大切さを語る。今日的な視点による文庫版あとがきをあらたに収録した、現代日本社会への具体的な提言集。
目次
- 市場競争至上主義を超えて(『エンデの遺言』に寄せて—「地域通貨」の深い意味;到来した「高度失業化社会」とは何か ほか)
- 住民自治の原点—神戸復興(阪神大震災被災者の人権が侵されている;復元に値する街づくりを—地域社会を支える共同と自治の精神 ほか)
- 「食の安全」を求めて(日本型停滞の構造と農業再生;自給権なしに望めない「食の安全」;新たな「農的価値」を求めて—参加、連帯、協同の「共生セクター」を)
- 政治のあり方を問う(「小泉構造改革」は私たちをどこへ導くか;官僚のあり方を厳しく問う—前近代的組織こそ「大蔵汚染」の根源 ほか)
- 「匠の時代」ふたたび(日本はモノづくりを軽んじるな—資源を海外に頼り前途に不安はないか;揺らぐ日本型自営業の基盤—「自己資本中心経営」を支援する新制度を;KSD事件の深い罪を問う—前向きで投資できぬ中小企業の「危機」;「匠の時代」ふたたび)
「BOOKデータベース」 より