木と語る匠の知恵 : 室生寺五重塔はいかにして蘇ったか

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木と語る匠の知恵 : 室生寺五重塔はいかにして蘇ったか

松田敏行著

(祥伝社黄金文庫)

祥伝社, 2006.6

Title Transcription

キ ト カタル タクミ ノ チエ : ムロウジ ゴジュウノトウ ワ イカニ シテ ヨミガエッタカ

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Note

「室生寺五重塔千二百年の生命」(2001年刊)の改題

Description and Table of Contents

Description

「軒反り」の壮麗さ、「垂木」の美しさ、「桧皮茸」の幽寂…室生寺五重塔や唐招提寺宝蔵、薬師寺東塔など、40年以上にわたって文化財の保存修理に携わってきた著者が、古寺に込められた日本人の悠久の智恵を語る。

Table of Contents

  • 1章 室生寺五重塔・千二百年の「生命」と「美」の秘密—小さな塔は「智恵の宝庫」だった(弘法大師が一夜で建てた五重塔;「目通り」一.四メートルの大木をなぎ倒した台風 ほか)
  • 2章 古都・奈良に息づく「悠久の智恵」—世界に誇る「木の文化」の素晴らしさ(「唐招提寺」に残る平城京の痕跡;法隆寺よりは緩やかな「エンタシス」 ほか)
  • 3章 歴史を映し出す「木造建築」の魅力—時代とともに姿を変え続ける建物を追って(創建当時からの変遷を推理する;辻褄の合わない部分を、いかに見つけるか ほか)
  • 4章 千年後の日本に文化財を伝えるために—もう一度見直すべき「古からの慣習」(台風との不思議な「縁」;文化財保存技術者の一番大事な仕事とは ほか)

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