治安維持法小史
著者
書誌事項
治安維持法小史
(岩波現代文庫, 学術 ; 161)
岩波書店, 2006.6
- タイトル別名
-
治安維持法小史
- タイトル読み
-
チアン イジ ホウ ショウシ
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注記
筑摩書房(1977.10)刊の文庫化
参考文献: p326-328
治安維持法関係年表: p329-332
内容説明・目次
内容説明
一九二五年制定のこの法律は、いかなる意味で稀代の悪法であったのか。本書はその制定から廃止までの二〇年間をたどり、同法がどう機能したかを克明に描きだす。鍵としての「国体」概念、拡張解釈や恣意的な運用、度重なる「改正」などを精緻に解明し、戦前期日本の特異な治安立法の実像を克明に描き出す必読書。
目次
- 序
- 第1章 治安維持法の準備過程—過激社会運動取締法案をめぐって
- 第2章 治安維持法の制定
- 第3章 治安維持法の発動
- 第4章 治安維持法の本格的な適用—三・一五、四・一六
- 第5章 一九三〇年代前半における展開
- 第6章 戦争へのみちと治安維持法
- 第7章 太平洋戦争下の治安維持法
- エピローグ 治安維持法の廃止
「BOOKデータベース」 より