花咲く乙女たちのかげに
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書誌事項
花咲く乙女たちのかげに
(集英社文庫, . ヘリテージシリーズ||ヘリテージ シリーズ . 失われた時を求めて||ウシナワレタ トキ オ モトメテ ; 3-4 ; 第2篇)
集英社, 2006.5
- 1
- 2
- タイトル別名
-
À la recherche du temps perdu
À l'ombre des jeunes filles en fleurs
- タイトル読み
-
ハナ サク オトメ タチ ノ カゲ ニ
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内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784087610222
内容説明
語り手はシャンゼリゼ公園でジルベルトと戯れながら、快楽の目ざめを覚える。彼女の両親スワン夫妻とも近づきになるが、二人のあいだに食いちがいが生じ、交際は中断される。別れていることの苦悩と恋の相手に対する忘却の始まり。やがて語り手にとっては、ブーローニュの森でスワン夫人の散歩のお供をするのが楽しみになる(第二篇第一部)。語り手が祖母とともに、かねてから夢見ていたノルマンディ海岸バルベックに到着する(第二篇第二部冒頭)。
- 巻冊次
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2 ISBN 9784087610239
内容説明
ノルマンディ海岸バルベック、そこにはじめて赴いたときの語り手の幻滅と発見。「ゲルマントの方」の人物、ヴィルパリジ侯爵夫人やサン=ルー、シャルリュス男爵などが登場してくる。また、画家エルスチールのアトリエを訪ねた語り手は、普通に人が考えている現実とはまるで違った独創的な芸術家の表現する真実に惹かれる。そして画家の紹介で、「花咲く乙女たち」と知合いになり、そのなかのアルベルチーヌに心が傾いてゆく(第二篇第二部・続)。
「BOOKデータベース」 より