日本史「補佐役」たちの言い分 : ナンバー2こそ本当の主役
Author(s)
Bibliographic Information
日本史「補佐役」たちの言い分 : ナンバー2こそ本当の主役
(PHP文庫, [か-23-8])
PHP研究所, 2006.4
- Other Title
-
日本史補佐役たちの言い分 : ナンバー2こそ本当の主役
- Title Transcription
-
ニホンシ ホサヤクタチ ノ イイブン : ナンバー2 コソ ホントウ ノ シュヤク
Available at 2 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
シリーズの巻数表記はカバーによる
Description and Table of Contents
Description
日本史を概観すると、補佐役・参謀・女房役と呼ばれ、主君や上司を陰ながら支えて歴史に名を残した人物たちがいる。ナンバー2に身を置きながら時代を動かした彼らこそ、じつは本当の意味での主役ではないか?聖徳太子・藤原鎌足から柳生宗矩・土方歳三まで、多くを語らず黒子に徹した史上の15人を取り上げて、通説の表面からは見えにくい彼らのホンネをあぶり出す好著。
Table of Contents
- 1 古代〜中世(日の本の基礎を築いた偉大なる摂政 聖徳太子—何よりも他人との「和」を尊んだ皇子;「大化の改新」を補佐した忠義者の廷臣 藤原鎌足—藤原氏の繁栄をもたらした希代の“名演出家”;木曾義仲を愛し、扶けた美貌の女武者 巴御前—乱世の“語り部”として死者たちを浄土へとみちびく;頼朝に手をさしのべて鎌倉幕府を興した名うての策略家 北条時政—すべては武家社会と日本の安泰を願ってのもの;千早城を死守して後醍醐帝を助けた忠臣中の忠臣 楠木正成—理想の政治をめざしながら、夢破れた一代の“反逆児”)
- 2 戦国(秀吉もおそれた智恵と謀略の雄 黒田官兵衛—感化力で人を動かした乱世の“大器”;夫・秀吉に天下を取らせた、しっかり者の賢夫人 北政所(おね)—つねに冷静さを失わぬ“補佐役の補佐役”;「三成に過ぎたるもの」といわれた戦国一の智将 島左近—それもこれも主君の純な心に惚れこんだがため;秀吉、家康さえも一目おいた戦国きっての名宰相 直江兼続—上杉景勝を“太陽”として大輪の花をひらく;律儀一途に徳川家と家康につくした謀臣 本多正信—主君の心を読み、そえにかなった行動をとる)
- 3 近世〜近代(徳川三代の剣術師範にして兵法指南役 柳生宗矩—“脱戦国”の世直しを先導した変革のリーダー;ご存じ「ここにおわす」は天下の副将軍 水戸光圀—未曾有の大巻『大日本史』を編纂した“超人的な精神”;将軍につぐ立場で時代を仕切った幕政の牽引役 保科正之—大君の儀、一心大切に忠勤を存すべし;“鬼”とよばれて恐れられた新選組の副長 土方歳三—近藤勇になりかわり、あえて“汚れ役”を買って出る;幕府の政事総裁職・松平春嶽の参謀格 横井小楠—“時代の名補佐役”とよぶにふさわしい頭脳の持ち主)
by "BOOK database"