戦勝国は日本だった : 米陸軍寒地研究所にて

書誌事項

戦勝国は日本だった : 米陸軍寒地研究所にて

安濃豊著

(柏艪舎エルクシリーズ)

柏艪舎 , 星雲社 (発売), 2006.5

タイトル読み

センショウコク ワ ニホン ダッタ : ベイリクグン カンチ ケンキュウジョ ニテ

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内容説明・目次

内容説明

雪氷学者中谷宇吉郎の孫弟子そして漱石の4代目の弟子に当たる物理学者、田中俊彦は世界で初めて吹雪の風洞シミュレーションに成功し、米陸軍に招請される。日本の閉鎖的且つ封建的な学会の風土に嫌気がさしていた俊彦は祖国日本を捨て渡米、しかし、そこで見たものは白人優越主義と有色人種蔑視の現実、日本民族の誇りを捨て白人達に媚びる日本人研究者達の姿であった。そして、俊彦に与えられた仕事、それは冬期間の核爆発に関する研究であった。人種差別と不本意な軍事研究の狭間で悩む俊彦に、中国人研究者のワン博士が忠告したことは。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77400741
  • ISBN
    • 443407444X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    札幌,東京
  • ページ数/冊数
    226p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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