家族に伝える牛肉問題 : グローバル経済が加速させる「食の歪み」 アメリカ産牛肉輸入再開!
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書誌事項
家族に伝える牛肉問題 : グローバル経済が加速させる「食の歪み」 アメリカ産牛肉輸入再開!
(Kobunsha paperbacks, 084)
光文社, 2006.6
- タイトル別名
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Talking about the beef issue with your family
- タイトル読み
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カゾク ニ ツタエル ギュウニク モンダイ : グローバル ケイザイ ガ カソク サセル ショク ノ ユガミ アメリカサン ギュウニク ユニュウ サイカイ
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注記
主な参考文献: p229-230
内容説明・目次
内容説明
BSE(狂牛病)が発生したとき、多くの人々は初めて肉骨粉というものを知り、共食いなんてケシカラン!安全な牛肉をよこせ!と憤慨した。ところが、いつの間にか、アメリカ産牛肉輸入は政治問題となり、再び輸入されることになった。そして、今では「早くアメリカ産牛肉の牛丼が食べたい!」という声ばかり。しかし牛肉が抱えている問題はBSEだけではない。飼料となる遺伝子組み換え作物、抗生物質や成長ホルモン、そして過剰なエサの投与による病気等、消費者に知らされない様々な問題がある。さらに言えば、日本における食料自給率の低下、そして急激な中国の経済発展と肉食化の進行により、世界的な食料不足がすぐそこまでやって来ている。本書は、肉の安全性を入口に、グローバル経済下における「食の歪み」を考察する本である。
目次
- 第1章 なぜ「米国牛は安全」とされるのか?
- 第2章 本当はよくわからないBSE
- 第3章 アメリカBSE対策の問題点とは何か?
- 第4章 アメリカ牛肉はなぜ安いのか?
- 第5章 BSEだけじゃないアメリカ牛肉の問題点
- 第6章 ここまで異なる日米欧の食品安全行政
- 第7章 食料の自給にはどんな意味があるのか?
- 第8章 「不足の時代」を生き残れるのか?
- 第9章 「ロハス」は世界を救えるか?
- 第10章 どうすれば日本の食は変わるのか?
「BOOKデータベース」 より