三日月が円くなるまで : 小十郎始末記
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三日月が円くなるまで : 小十郎始末記
角川書店, 2006.4
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ミカズキ ガ マルク ナル マデ : コジュウロウ シマツキ
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参考書目: 巻末
Contents of Works
- 三日月が円くなるまで
- 一輪の花
- 待たぬ月日は
- さびしん坊
- 待ちぼうけ
- 死んだふり
Description and Table of Contents
Description
刑部小十郎の仕える仙石藩と、隣接する島北藩は、かねてより不仲であった。仙石藩藩主・義敬が、江戸城内で起きた桧事件で島北藩に顔を潰されたのをきっかけに、正木庄左衛門は、藩主の汚名をそそぐべく御長屋を飛び出し、中間として島北藩の江戸藩邸にもぐりこんだ。義憤にかられて暗躍する剣豪の朋輩とは対照的に、その助太刀をいいつけられた小十郎は、小道具屋「紅塵堂」に寄宿しながら、そこの一人娘ゆたや雲水の賢龍らとともに、のんびりと町屋暮らしを堪能していたのだが…。
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