ハリー・ポッターの呪い : 児童文学を襲うグローバリズムの脅威

書誌事項

ハリー・ポッターの呪い : 児童文学を襲うグローバリズムの脅威

アンドリュー・ブレイク著 ; 佐藤雅彦訳

鹿砦社, 2006.6

タイトル別名

The irresistible rise of Harry Potter : kid-literature in a globalised world

タイトル読み

ハリー ポッター ノ ノロイ : ジドウ ブンガク オ オソウ グローバリズム ノ キョウイ

大学図書館所蔵 件 / 28

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

読書をめぐる環境ががらりと変わり、困り果てていた出版業界。そんな時に『ハリー・ポッター』が登場し、思いがけない大成功。業界は“ハリー・ポッターの魔法”をお呪(まじな)いのように唱えて商売繁盛の願掛けをしている始末だが、“ハリー・ポッター旋風”は、本の書き方・作り方・売り方・読み方のすべてに、後戻りのきかない変質をもたらす“劇薬”でもある。幸福をもたらす呪いだと思っていたら大間違い。出版と読書の世界に、ひそやかな呪いがかけられてしまった…というわけ。ハリポタ商法をめぐる“のろい”と“まじない”の両方を、じっくり見極めたのが本書なのです。

目次

  • 第1章 イングランドの真ん中に一人の少年がおりまして
  • 第2章 ハリー・ポッターと歴史の捏造
  • 第3章 ハリー・ポッターとお先真っ暗の神殿
  • 第4章 ハリー・ポッターと文化のトンボ返り
  • 第5章 ハリー・ポッターと時代遅れの“読み手”
  • 第6章 ハリー・ポッターと新しい消費者
  • 第7章 男の子は生き残ったけど神様は死にました
  • 第8章 ハリー・ポッターと魔法使いの血筋
  • 第9章 ハリー・ポッターとイギリス“売り込み文句”の貼り直し

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77469613
  • ISBN
    • 4846306054
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    西宮
  • ページ数/冊数
    228, 42p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ