石さまざま
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書誌事項
石さまざま
(シュティフター・コレクション, 1-2)
松籟社, 2006.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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Bunte Steine
- タイトル読み
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イシ サマザマ
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注記
その他の訳者: 林昭, 田口義弘 松岡幸司, 青木三陽
下の訳者: 田口義弘 松岡幸司, 青木三陽
シュティフター-その生涯と作品(松岡幸司): 上 p195-201
『石さまざま』について(林昭): 下 p193-204
収録内容
- 上: 花崗岩 / 林昭訳
- 石灰石 / 高木久雄訳
- 電気石 / 田口義弘訳
- 下: 水晶 / 田口義弘訳
- 白雲母 / 青木三陽訳
- 石乳 / 松岡幸司訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784879842435
内容説明
比類ない自然描写の美しさで知られる19世紀オーストリアの作家シュティフター、その代表的短篇集『石さまざま』全訳版(上下2巻)をここに。上巻では、作家自身の芸術的信仰告白ともいうべき「序文」、幼いころの鉱石蒐集の想い出が反映している「はじめに」、ボヘミアの森の風物を背景に、故郷での想い出を紡いだ「花崗岩」、不毛の地に暮らす貧しい司祭の、隠れた美しさを描く「石灰石」、姦通とそれへの呪詛という人間のまがまがしい情念に巻きこまれた子どもが、愛ある女性によって救われる「電気石」を収録。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784879842442
内容説明
哲学者ニーチェをして「繰り返して読むに値する、ドイツ文学の宝である」といわしめた、19世紀オーストリアの作家シュティフター。その代表的短篇集『石さまざま』全訳版(上下2巻)をここに。下巻には、山村で暮らす幼い兄妹が大雪で道に迷いながらも、自然の驚異に護られて奇跡的に生還する「水晶」のほか、自然の化身とも見えるとび色の少女を主人公に、自然と人間界の交渉をテーマにした「白雲母」、ナポレオン戦争を背景に、戦争と子どもとがコントラストをなしている「石乳」を収録した。
「BOOKデータベース」 より