新・武士道論
著者
書誌事項
新・武士道論
(ちくま文庫, [た-50-1])
筑摩書房, 2006.7
- タイトル別名
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新・士道論
武士道論 : 新
- タイトル読み
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シン ブシドウロン
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注記
「新・士道論」(1992年筑摩書房刊)に加筆、訂正をしたもの
内容説明・目次
内容説明
非西欧諸国の中で日本だけが「死の跳躍」に耐え、近代国家へと脱皮することが出来た。それは、日本人が歴史的に培ってきた武士道の賜物であった。にもかかわらず、昭和の軍国主義は大局においてそれを否定したのである。新渡戸『武士道』以後百年、孔子に端を発する武士道精神の生成・発展・展開を改めて歴史の中にたどり、その21世紀における意義を説く。
目次
- 近代日本における武士道論の運命
- 第1部 孔子と士道(「士」としての孔子;『論語』の士論 ほか)
- 第2部 武士の誕生から武士道の成立まで(武家の起こりと平氏武者;源氏と武家政権の誕生 ほか)
- 第3部 松尾芭蕉と武士たち(武家的人倫詩人・松尾芭蕉の美と教育;松尾芭蕉と元禄武士 ほか)
- 第4部 近代日本の武士道論(近代日本の誕生と武士の終焉;福沢諭吉の武士道論 ほか)
- 民主主義と「士」
「BOOKデータベース」 より