東京・京都・大阪 : よき日古き日
著者
書誌事項
東京・京都・大阪 : よき日古き日
(平凡社ライブラリー, 581)
平凡社, 2006.7
- タイトル別名
-
東京京都大阪
- タイトル読み
-
トウキョウ キョウト オオサカ : ヨキ ヒ フルキ ヒ
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注記
中央公論社 1954年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
いまはなき市井の面影を永遠の放蕩歌人が綴った回想記。著者曰く「私の市井好きは少年時代からであつて、中学の三年頃から寄席や芝居通いをはじめ、“十五から酒を飲み出で今日の月”という其角の句ではないが、年少早くも酒肆の縄暖簾を潜り、樽に腰掛けてのんで一升、市井に於ける酒の味を解した。懺悔々々六根清浄、ここらあたりで長年胸に鬱屈している酒気を吐いて、すつきりとした心持になつて老後を楽しむのも、亦人生のひと趣向ではないだろうか」。
目次
- 東京(柳橋界隈;両国橋;名所図会 ほか)
- 京都(中島棕隠;鴨東四時雑詞;京の四季 ほか)
- 大阪(泥龍和尚;美記子歌集抄;八千代回想 ほか)
「BOOKデータベース」 より