起業と倒産の失敗学
著者
書誌事項
起業と倒産の失敗学
(文春文庫, [は-28-2])
文藝春秋, 2006.7
- タイトル別名
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強い会社をつくる失敗学
- タイトル読み
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キギョウ ト トウサン ノ シッパイガク
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注記
「強い会社をつくる失敗学」(日本実業出版社 2003年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
強くしなやかな会社をつくり、日本経済を元気づけるために必要なこと。それは失敗に学び、新たな創造・挑戦に乗り出すことだ。優良企業としてのぼりつめながら倒産したベンチャー企業10社を「失敗学」で徹底的に分析。そこからはライブドアの失敗の本質も見えてくる。起業家のみならず、全ビジネスマン必読の失敗学実践書。
目次
- “優良”成長企業がなぜつまずくのか
- 欲得 個人の欲得がモノづくりの原点を忘れさせた—新日本技研株式会社(札幌市、1997年3月自己破産申請)
- 気分 感覚の冴えに頼り見切りを誤る—株式会社オカノアソシエイツ(東京都目黒区、1999年8月和議申請)
- うっかり 細心の注意を払っていても避けられなかった誤判断—北部通信工業株式会社(福島市、2002年4月会社更生法申請)
- 考え不足 際立つ独創性を大事業に育てられなかった浅慮—株式会社ハイパーネット(東京都渋谷区、1997年12月自己破産申請)
- 決まり違反 常識を無視した拡大戦略が裏目に—株式会社コンパイル(広島市、1998年3月和議申請)
- 惰性 豪放磊落、面倒見のよい性格がアダに—株式会社ピコイ(新潟市、1999年10月和議申請)
- 恰好 体面に固執し無理を繰り返す—株式会社サワコー・コーポレーション(名古屋市、2001年8月民事再生法申議)
- 横着 “手抜き”経営で有名居酒屋を食いつぶす—北の家族株式会社(東京都豊島区、2002年1月民事再生法申請)
- 思い入れ 「世のため」という思いが経営判断を誤らせる—株式会社カンキョー(横浜市、1998年11月会社更生法申請)
- 社外活動に熱中し“無判断”のうちに破たん—イタリヤード株式会社(京都市、2002年1月自己破産申請)
- 「失敗」を活かし「強い会社」をつくる
- ライブドアにみる起業と倒産の失敗学
「BOOKデータベース」 より