あらくれ
著者
書誌事項
あらくれ
(講談社文芸文庫, [とC2])
講談社, 2006.7
- タイトル読み
-
アラクレ
大学図書館所蔵 件 / 全53件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
年譜: p262-273
著書目録: p274-279
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
年頃の綺麗な娘であるのに男嫌いで評判のお島は、裁縫や琴の稽古よりも戸外で花圃の世界をするほうが性に合っていた。幼い頃は里子に出され、七歳で裕福な養家に引きとられ十八歳になった今、入婿の話に抵抗し、婚礼の当日、新しい生活を夢みて出奔する。庶民の女の生き方を通して日本近代の暗さを追い求めた秋声の、すなわち日本自然主義文学を代表する一作。
「BOOKデータベース」 より