中世の旅人ヤン : 遍歴する魂
著者
書誌事項
中世の旅人ヤン : 遍歴する魂
連合出版, 2006.6
- タイトル読み
-
チュウセイ ノ タビビト ヤン : ヘンレキ スル タマシイ
大学図書館所蔵 件 / 全8件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p352-358
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ中世、とある修道院の屋根に、一羽の大鷲が降り立った。気まぐれな大鷲は、さらってきた赤ん坊を置き去りにすると、飛び去って行った。この赤ん坊はヤンと名付けられ、修道院の中で育てられる。そして、下の村の習い所に通って、村の暮らしにも馴染んでいく。やがて領主の息子の従者となって大きな町に出かけ、学院生として学びつつ、都会の華やかな風俗に目を見張る。思春期に入ったヤンは、不安な心を抱きつつ、いろいろな事件に巻き込まれ翻弄される。その中で、自分の生きるべき道を必死に探りながら、よろよろと前進していく。ヨーロッパ中世独特の民俗・風習を縦糸に、自我の形成という人間永遠の課題を横糸にして織り上げた一大中世風俗絵巻。
「BOOKデータベース」 より