マラリア・蚊・水田 : 病気を減らし、生物多様性を守る開発を考える
著者
書誌事項
マラリア・蚊・水田 : 病気を減らし、生物多様性を守る開発を考える
海游舎, 2006.4
- タイトル別名
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マラリア蚊水田 : 病気を減らし生物多様性を守る開発を考える
Malaria, mosquito and rice fields : towards reconciliation between disease control and biodiversity reservation
- タイトル読み
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マラリア カ スイデン : ビョウキ オ ヘラシ セイブツ タヨウセイ オ マモル カイハツ オ カンガエル
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注記
欧文標題は標題紙裏による
参考文献: p269-270
用語説明: p271-275
略号一覧: p276
内容説明・目次
内容説明
生物多様性と環境の保全機能が高い評価を受ける水田は、病気を媒介する蚊や病気の原因になる寄生虫の棲み場所でもある。世界の多くの地域では、水田開発や稲作は、病気の問題と闘いながら続けられてきた。病気をなくすため、稲作が禁止されたこともある。本書は、こうした水田の知られざる一面、忘れられた一面に焦点をあてた。水田の蚊が媒介する脳炎やマラリアなどの病気は、私たちにとっても、解決ずみの過去の問題ではない。世界的な人や物の移動や温暖化などの大きな環境変化の中で、媒介動物の分布や生態も急速に変わりつつある。媒介動物対策と環境保全は両立できるのだろうか。熱帯での水資源や農業開発、病気対策などにかかわる人、水田を中心にした環境づくりや生物多様性保全に関心がある人に広く薦めたい。
目次
- 第1部 水田と蚊と病気(インドネシアの奥地の村を目ざして;日本脳炎;稲作農村の蚊—生態と媒介病;水田開発とライス・マラリア;天水田を潅漑水田にする—南スラウェシ ほか)
- 第2部 開発の中の媒介病と寄生虫病—過去とこれから(感染症の起源;水資源開発と感染症—特にアフリカの事例;対策—環境的方法;健康影響評価に基づく総合対策;対策—二一世紀に向けて)
「BOOKデータベース」 より