国家再生 : 日本復活への4つの鍵
著者
書誌事項
国家再生 : 日本復活への4つの鍵
早川書房, 2006.7
- タイトル別名
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Japan's third transformation
- タイトル読み
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コッカ サイセイ : ニホン フッカツ エノ 4ツ ノ カギ
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注記
参考文献: p408-420
内容説明・目次
内容説明
“失われた10年”といわれる1990年代。日本が築いてきた経済的繁栄はもろくも崩れ去り、政府に対する信頼は地に堕ちた。しかし水面下では、明治維新、アメリカによる占領期にも匹敵する、国家再生へ向けたダイナミックな変革が進行していると著者は指摘する。その第一に挙げられるのが、情報公開法の制定による透明性の向上と説明責任の浸透である。第二に司法制度改革、第三にNPOの台頭に代表される市民社会の活性化を著者は挙げる。情報公開法という武器を得た市民は、開かれた政府を求め、より健全な市民社会を築きつつあるのだ。そして第四が女性の役割の変化である。21世紀に繁栄を享受するためには、女性がいかんなく能力を発揮できる充実した機会を与えていかなければならない。気鋭のアメリカ人歴史家が、われわれがどこから来て、どこへ向かおうとしているのかを大胆に分析した瞠目の日本論。
目次
- 第1章 1990年代の失われた十年
- 第2章 日本の情報公開
- 第3章 市民社会を構築する—NPOと司法改革
- 第4章 悪党と富者—官僚の凋落
- 第5章 土建国家のダウンサイジング
- 第6章 不運な人々—血友病患者とハンセン病患者
- 第7章 片手だけの拍手—現代日本におけるナショナリズムの動向
- 第8章 社会的変化—家庭、性差、高齢化、そして職業
「BOOKデータベース」 より