巨眼の男西郷隆盛
著者
書誌事項
巨眼の男西郷隆盛
(新潮文庫, つ-6-10,
新潮社, 2006.8
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
-
巨眼の男 : 西郷隆盛
- タイトル読み
-
キョガン ノ オトコ サイゴウ タカモリ
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注記
主要参考文献: 下p564-565
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101280103
内容説明
この男の眼は、遠く日本の行く末をみていた。英明の薩摩藩主・島津斉彬の側近として、西郷吉之助は下級武士ながら国事に奔走していた。だが、斉彬の死により藩政は一転して守旧化し、西郷は奄美大島での隠棲を強いられる。逆境にありながら島でも人々の声望を集めるが、その人物を時代が再び必要とし、男は生麦事件、薩英戦争と混迷を続ける薩摩藩を背負って動乱の京に登場した。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784101280110
内容説明
日本を革命へと導いたのは、この男だった。幕府による長州征伐に、薩摩藩兵を率いて出陣した西郷。事態を打開する力を無くした幕府の姿を目の当たりにして、倒幕の思いを秘める。そして、佐幕派、攘夷派が一触即発の状態にある上方で、土佐脱藩坂本龍馬の仲介により、ついに宿敵長州と盟約を結んだ。大政奉還、倒幕挙兵、江戸開城と、一気に時代は動き、西郷は維新を成し遂げる。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101280127
内容説明
維新最大の功労者は、なぜ西南の役を起こしたのか。西郷は、明治新政府でも陸軍大将、参議として重きをなした。しかし、明治六年、政争にあけくれ腐敗の度を増す藩閥を見放し、官を辞して郷土鹿児島へ帰る。各地で頻発する士族の反乱。そして、郷党の政府への反発。西郷は、国家の明日のためにやむなく兵を挙げた。日本人がもっとも愛する偉人。その至誠の生涯を描ききった歴史巨篇。
「BOOKデータベース」 より