軍事遺産を歩く
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軍事遺産を歩く
(ちくま文庫, [た-52-1])
筑摩書房, 2006.8
- タイトル読み
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グンジ イサン オ アルク
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注記
主な参考・引用文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
函館山の要塞、聯合艦隊の地下壕、幻の天皇御座所、天守閣の機銃痕、戦艦の主砲塔、岸辺にうち捨てられたトーチカ。終戦から60年余、消滅したかに見えた軍事関連遺跡は、各地に残っていた。けれども、それらの殆どは何の手だてもとられず、ひっそりと埋もれていた。近代の戦争と戦後のリアルな姿を記録した貴重な写文集!文庫書き下ろし。
目次
- 国境の町のトーチカ—根室(北海道)
- 山頂に眠る地下遺跡—函館山(北海道)
- 突貫工事の飛行場—茂原(千葉県)
- 鉄道聯隊の夢の跡—新京成線(千葉県)
- 最後の聚合艦隊司令部—日吉(神奈川県)
- 忘れ去られた記念碑—観音崎・横須賀(神奈川県)
- 幻の天皇御座所—松代(長野県)
- 六〇年、時を停めた空間—豊川(愛知県)
- キャベツ畑の奇妙な塔—渥美(愛知県)
- 帝国海軍と赤煉瓦の町—舞鶴(京都府)
- 兵站基地と化した城塞—大阪城(大阪府)
- 明治期要塞の一級遺産—友ヶ島(和歌山県)
- 要塞島の数奇な運命—大久野島(広島県)
- 日本初の砲台公園—小島(愛媛県)
- 海軍の伝統を育んだ島—江田島・呉(広島県)
- 草生す東洋一の飛行場—大刀洗(福岡県)
- 三つ並んだ不思議な塔—針尾島(長崎県)
- 軍港を囲む明治の砲台—佐世保(長崎県)
- 海峡を睨む防人の島—対馬(長崎県)
- 掩体壕が物語る「戦後」—宇佐(大分県)
「BOOKデータベース」 より