書誌事項

昭和の空白を読み解く

保阪正康[著]

(講談社文庫, [ほ-10-12] . 昭和史忘れ得ぬ証言者たち||ショウワシ ワスレエヌ ショウゲンシャ タチ ; Part 2)

講談社, 2006.8

タイトル別名

昭和の空白を読み解く : 昭和史の謎が明らかに

タイトル読み

ショウワ ノ クウハク オ ヨミトク

注記

「昭和の空白を読み解く : 昭和史の謎が明らかに」(清流出版2003年刊)のサブタイトルをあらためて文庫化したもの

内容説明・目次

内容説明

あの日、あの時、いったい何があったのか。あの戦争、そして「戦後」とは何だったのか?政治家、軍人、経営者、文化人ら26人に対して単刀直入に斬り込んでゆく著者。当事者の率直な答えや苦渋に満ちた反応は、そのまま「昭和」という時代の複雑さを物語る。歴史の襞にまで光をあてた貴重な証言集の第二弾。

目次

  • 第1章 戦争が残した禍根(朝枝繁春「スターリンは、わたしには命の恩人となるかもしれない」;アレクサンドル・フェクリソフ「原水爆開発に携わっている科学者が協力者になった。この男と常時連絡を続けろ、と」 ほか)
  • 第2章 志に生きた人びと(伊藤義彦「小さな組織だって維持するのは大変。一途に進むというのが僕は好きなんだ」;乙戸昇「インドネシア独立と同時に、この地で人生を再スタートさせようと考えた」 ほか)
  • 第3章 未来を見通す鋭い眼(大原謙一郎「孫三郎という人物は、企業経営者と個人の道楽をはっきり分けていた」;杉田一次「イギリス軍将校は、最終的にわれわれが勝つと言ったが、私も内心そう思っていた」 ほか)
  • 第4章 昭和史の証言者たち(アレクセイ・アレクセーヴィチ・キリチェンコ「日本にはソ連への軍事的進出計画があった。さらには細菌兵器による攻撃も」;熊沢乃武夫「結婚式は菊の十六弁付きの紋付を着ましたが、誰も一言も文句は言わなかった」 ほか)
  • 特別編 社会主義崩壊直後のモスクワ市民たち

「BOOKデータベース」 より

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