誤解された仏教
著者
書誌事項
誤解された仏教
(講談社学術文庫, [1778])
講談社, 2006.9
- タイトル別名
-
誤解だらけの仏教 : 「新大乗運動」の一環として
- タイトル読み
-
ゴカイ サレタ ブッキョウ
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注記
『誤解だらけの仏教 : 「新大乗運動」の一環として』 (柏樹社 1993年刊) の改題
内容説明・目次
内容説明
インドに発した仏教は、長い時間をかけてわが国へと到達したが、伝播の道筋で土着の思想と習合し、本来の思想から大きく変容した。この結果、「死者儀礼」「死者に対する〈仏〉という呼称」「霊魂の存在」など、現代に通じる誤った仏教理解が生じる。こうした誤解に塗れた日本人の仏教観を叱り、「仏教=無神論・無霊魂論」の主張を軸に、正伝の仏法を説く。
目次
- 1 誤解だらけの仏教(仏教は「無霊魂論」である;仏教は本来葬式・法事に関わらない;仏教は「輪廻」説をどう考えたか;「輪廻」説をどう超えるか;仏教は「無神論」である ほか)
- 2 新大乗の提唱(後近代と無我;三学と念仏;「日本的霊性」の展開;「新大乗」を提唱する)
「BOOKデータベース」 より