書誌事項

ライオンの蜂蜜

デイヴィッド・グロスマン著 ; 母袋夏生訳

(新・世界の神話)

角川書店, 2006.7

タイトル別名

דבש אריות

Lion's honey

タイトル読み

ライオン ノ ハチミツ

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内容説明・目次

内容説明

旧約聖書に描かれるサムソンのエピソードは、ペリシテ人の支配からイスラエルを救った神の子の、英雄の物語として読まれてきた。人間の不妊の女から生まれ、ライオンを素手で引き裂く怪力を持ち、ペリシテ人の手に落ちるも、最期は自らの命と引き換えに敵を滅ぼした男。しかしその物語は数々の疑問と矛盾に満ちている。なぜ神の使いは母親の前にあらわれたのか?なぜサムソンは敵の女を求めたのか?なぜライオンを引き裂いたことを黙っていたのか?なぜ罠だと知りながら、自らの秘密を女に告げたのか?著者グロスマンは、謎解きをしながら、物語を紡ぎ直す。そして英雄と称された男の、実は孤独で哀しい魂の物語を浮かび上がらせる—まるで映画のような、鮮やかさで。イスラエルの国民的作家が、自国の英雄譚を潔く、見事な論考でとらえ絶賛された、斬新な聖書の「物語」。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78282436
  • ISBN
    • 404791522X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    heb
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    166p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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