世界が完全に思考停止する前に
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世界が完全に思考停止する前に
(角川文庫, 14240)
角川書店, 2006.7
- タイトル読み
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セカイ ガ カンゼン ニ シコウ テイシ スル マエ ニ
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内容説明・目次
内容説明
地下鉄サリン事件から11年、9.11から5年。イラク戦争から3年…。過剰な善意や偏ったヒューマニズムが蔓延する中、いま僕たちはかつてないスケールの麻痺を抱えて生きている。一方テロへの不安から社会は異質の者への憎悪を加速し、管理統制下の道を辿り続ける。この現実を前に僕らは「一人称の主語」で思考しているか。他者へ想像力を馳せているか。いま最も信頼できるドキュメンタリー作家が煩悶しながら問いかける、まっとうな「日常感覚」評論集。
目次
- 世界は今、僕らの同意のもとにある。(作られる聖域;戦争は嫌だという「感情」 ほか)
- いつになったら、日本は大人になるんだろう。(タマちゃんを食べる会;で、何だったんだろう、あの牛丼騒ぎって。 ほか)
- メディアは、どこまで無自覚に報道し続けるのだろう。(メディア訴訟は黒星続き;消された四分間 ほか)
- 二十一世紀のメディアを生きる人々(戦場のフォトグラファー;精神科救急研修医 ほか)
「BOOKデータベース」 より