父の縁側、私の書斎
著者
書誌事項
父の縁側、私の書斎
(新潮文庫, た-80-2)
新潮社, 2006.9
- タイトル別名
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父の縁側私の書斎
- タイトル読み
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チチ ノ エンガワ ワタクシ ノ ショサイ
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内容説明・目次
内容説明
父、檀一雄の思い出は、昔の家の記憶と共に蘇る。原稿に行き詰まった父が夜中に料理をしていた台所。友人坂口安吾を居候させていた書斎。父お手製の竹馬で遊んだ庭—。父は亡くなり、家は建て直された。現在暮らす家の煩雑な悩みは尽きることがない。けれど私の中には「生活すること」を愛した父の魂が息づき始めている—。深い共感と切ない郷愁を誘う、“家”にまつわるエッセイ集。
目次
- 能古島の家—月壷洞
- 建てたそばから後悔は始まる
- 石神井の家—瓦全亭
- 他人の住まいはよく見える
- 離れ—奇放亭
- 思い出は日ごとに美しい
- 死んだ親があとに遺すもの
- モノは限りなく増殖する
「BOOKデータベース」 より