瀕死のライオン
著者
書誌事項
瀕死のライオン
幻冬舎, 2006.7
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Dying lion
- タイトル読み
-
ヒンシ ノ ライオン
大学図書館所蔵 件 / 全28件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献・資料: 下巻巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784344012042
内容説明
日本で初めて特殊作戦部隊を実現するために陸上自衛隊内に組織された“特殊作戦群”の指揮官である剣先巌は、少数精鋭でいかなる環境でもあらゆる任務を遂行する優れた戦士を一人でも多く作り上げることを目指し、常に苛烈な秘密訓練を行っていた。“特殊作戦群”正式隊員になるための教育・訓練課程にいる清田武も、当然のように肉体と精神がボロボロになる日々を送っていた。“特殊作戦群”同様に活動の一切が非公開である“内閣情報調査室”で29年間にわたり諜報活動に従事してきた真中紘太は、定年を数カ月後に控えたある日、韓国情報機関の幹部キムから北朝鮮の陰謀の端緒を掴む。彼は、その計画が日本人を“隷属化”するためのものであり、また総理周辺にそれに加担するスパイがいると告げた。真中は若くして内調の朝鮮半島班担当参事官(キャップ)に任命された廣瀬由実子とともに調査を開始するが…。国家危機管理(『宣戦布告』)、公安警察(『ZERO』)、外事警察(『CO』)—衝撃作を発表し続ける著者が、三年の徹底取材を元に描くエンターテインメント小説の決定版。
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784344012059
目次
“特殊作戦群”訓練課程にいた清田が、訓練地・ヨーロッパで掴んだ驚愕すべき情報を剣先から聞かされた真中は、そこから初めて北朝鮮が日本に向けて企てた陰謀の全容を突き止めた。真中と由実子は内閣情報調査室室長・早乙女を通じ、その情報を内閣総理大臣・市ノ瀬に伝えることに成功する。対抗措置が何も見つからず混迷するなか、市ノ瀬総理は日本の将来を賭け、剣先率いる“特殊作戦群”にその解決を委ねることを決断する。絡み合う陰謀、激変する世界情勢、国家のエゴ、保身に走る政治家—様々な思惑の中、日本が生き残るため“己の正義を譲らざる者ども”である特殊作戦群兵士たちが遂に動き出した…。愛と正義と誇りのために—国家に命を捧げた男と女の激闘は感涙のクライマックスへ!北朝鮮軍事、自衛隊、内閣情報調査室、米国極東支配構想…極秘情報満載で綴られた軍事・スパイ小説の最高峰、超弩級書き下ろし長編。
「BOOKデータベース」 より