恐怖に凍てつく叫び : トラウマが子どもに与える影響
Author(s)
Bibliographic Information
恐怖に凍てつく叫び : トラウマが子どもに与える影響
金剛出版, 2006.9
- Other Title
-
Too scared to cry : psychic trauma in childhood
- Title Transcription
-
キョウフ ニ イテツク サケビ : トラウマ ガ コドモ ニ アタエル エイキョウ
Available at 134 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
1976年7月、カリフォルニア州農村部の町チョウチラで、26人の子どもたちがスクールバスごと誘拐されるという前代未聞の事件が起こった。事件発生から2日後、子どもたちは生き埋めになっていた穴から自力で脱出し、事件は無事解決を見た、と誰しもが思った…。しかし、レノア・テアはこうした体験が子どもの心に何らかの「傷」を残しはしないかという懸念を抱いてチョウチラへと向い、その後数年にわたって誘拐事件に巻き込まれた子どもたちの人生を追うことになる。本書は、この「チョウチラ・スクールバス誘拐事件」の調査研究を縦糸に、猛犬に襲われ首を喰いちぎられる被害にあった子ども、ヒルガード保育園における集団性的虐待事件に巻き込まれた子どもなど、トラウマ性の体験をした人々の夥しい「物語」を横糸にして編み込まれた、複雑で精緻なタペストリーである。さらに、膨大な量の文学や映画、芸術作品を貫くトラウマ性のテーマを探索することにより、他の専門書群を圧倒する質を備えた比類なき1冊となっている。
Table of Contents
- 子どものトラウマの世界の扉を開く
- 第1部 子どもの精神的トラウマにともなう情緒(戦慄;憤怒;否認と麻痺;未了の悲哀;恥と罪)
- 第2部 子どもの頃の精神的トラウマの作用(誤認;時間は歪む;トラウマの記憶;学校の成績とファンタジーの仕事;繰り返す夢)
- 第3部 子どもの頃の精神的トラウマと行動(ポストトラウマティック・プレイ;ポストトラウマ性の再現)
- 第4部 子どもの頃の精神的トラウマの治療と伝染(治療;トラウマ性の出来事との「接近遭遇」)
by "BOOK database"