近代ドイツの国制と市民 : 地域・コルポラツィオンと集権国家
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近代ドイツの国制と市民 : 地域・コルポラツィオンと集権国家
御茶の水書房, 2006.8
増補版
- タイトル別名
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近代ドイツの国制と市民 : 地域コルポラツィオンと集権国家
- タイトル読み
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キンダイ ドイツ ノ コクセイ ト シミン : チイキ コルポラツィオン ト シュウケン コッカ
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内容説明・目次
内容説明
18世紀末以来、ドイツにおいて地域的身分的社団は国家的統合の過程で、どのように“近代”の形成に関与したのか。ドイツ社会を単に西欧に対する後進性として捉えるのではなく、国家的諸改革と都市市民層・ツンフトなどの関係に注目し、転換期におけるドイツの“国制”と“市民”の固有の構造を問う。
目次
- 1 一八世紀末プロイセンの国制・経済・市民(啓蒙期法典編纂の国家思想—一八世紀末プロイセン王国の歴史的性格をめぐって;一八世紀末プロイセンのマニュファクチュアと行政・司法—一七九四年のベルリンにおける織布工のストライキをめぐって)
- 2 プロイセン改革期の国制・市制論(国制改革としてのプロイセン改革—アルテンシュタイン・リガ意見書の国制改革論;プロイセン都市条令の制定と都市民—三月前期の都市自治・都市市民・国家市民)
- 3 「営業の自由」の導入と都市手工業者ツンフト・市民(初期ホフマンのツンフト・営業自由論—一九世紀初頭プロイセンにおける経済的自由主義をめぐって;「営業自由」導入後のプロイセンにおける都市営業制度論(一八一〇年‐一八二三年);三月前期プロイセン王国ベルリン市の手工業者階層の構造変化—J.G.ホフマン「ベルリンにおけるツンフト的営業経営の状態に関する報告」について;一九世紀前半期プロイセンにおける営業自由とその諸制限—J・G・ホフマンの営業(Gewerbe)権限論をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より