存在の秋
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存在の秋
(講談社文芸文庫, [まH1])
講談社, 2006.9
- タイトル読み
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ソンザイ ノ アキ
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注記
年譜: p251-260
著書目録: p261-262
『存在の秋』 (小沢書店昭和52年刊) を底本とし、加筆訂正したもの
内容説明・目次
内容説明
ムササビ飛び交い、魑魅ざわめく夜。かすかな風がそよぎ、杉木立ちに木洩れ日の射す昼。古代、そして中世の古俗・伝承に色濃く隈取られた霊異の地・吉野に生まれ育ち、暮らし続ける現代短歌界の巨匠が、静かな生活の中で、四季の移ろい、花鳥の奥に山河慟哭の声を聴く。現代文明の中で見失った人間の魂を呼び覚ます山住みの思想と、詩心溢れる好随筆集。—いったい人間存在のゆたかさとは何であろうか。
目次
- 1 吉野日記抄(冬の火;山の新春、山の伝承;ささやかな晴耕雨読 ほか)
- 2 存在の秋(存在の秋;山人の意識の半球;交霊の密儀 ほか)
- 3 帰鳥のかなたに(黒潮の霊異;暮しの臍の緒;早春の記 ほか)
「BOOKデータベース」 より