喰いたい放題
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喰いたい放題
(光文社文庫)
光文社, 2006.4
- タイトル読み
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クイタイ ホウダイ
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内容説明・目次
内容説明
私のこれまでの五十年を通じて、一番印象に残っているのは、敗戦前後の飢餓時代に、たまに口にすることのできた銀シャリだった(「あとがき」より)。そう書く著者が喰べ物について心がけている唯一のことは、米とか、味噌とか、豆腐とか、日常茶飯の物をこそ吟味すること。豪快無比な人生を味わい深く彩る食の数々。口腹の悦びに満ちた名エッセイ集。
目次
- 練馬の冷やしワンタン
- 駄喰い三昧
- おうい卵やあい
- ソバはウドン粉に限る
- 江戸前の落ちこぼれ もんじゃと豆かん
- 右頬に豆を含んで
- 大喰いでなければ
- 花の大阪空腹記
- 紙のようなカレーの夢
- 及ばざるは過ぎたるが如し
- ギュウニュウたこかいな
- 朝は朝食 夜も朝食
- キョーキが乱舞するとき
- あつあつのできたて姐ちゃん
- フライ屋風来坊
- 甘くない恋人たち
- 向う横丁のたばこ屋の
- 酒は涙か
- 大物喰らい
- 徹夜交歓
- 肉がなけりゃ
「BOOKデータベース」 より