20世紀音楽 : クラシックの運命

書誌事項

20世紀音楽 : クラシックの運命

宮下誠著

(光文社新書, 272)

光文社, 2006.9

タイトル読み

20セイキ オンガク : クラシック ノ ウンメイ

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内容説明・目次

内容説明

20世紀音楽は、わたしたち人間とは何か、世界とは何か、生きるとは何か、あるいはよりよく生きるとは何か、なぜわたしたちは愛しあうのか…。そのような問いに答えようとしてきたのではないか。それは文学ほど具体的ではないかもしれないし、絵画をはじめとした造形芸術ほど直接的ではないかもしれないが、それでもなお、抽象的な音の連鎖に、音の戯れに、音の重なり合いに、あるいはそのひずみに、その屈折に、その絶叫のはざまに、世界と対峙し「わたくし」に問いかけようとする真摯できまじめな、わたしたちと同じ人間の肉声が聞こえてきはしないだろうか。20世紀クラシック音楽を俯瞰し、その展開と特質を描き出す。

目次

  • 第1章 飽和(綜合芸術の夢とロマン主義の暴走、そして絶対音楽の完成;鳴動する宇宙;印象主義?象徴主義? ほか)
  • 第2章 拡散(イギリス、イタリア—伝統と革新;壁のこちら側から向こう側へ;アメリカ—新大陸の音楽 ほか)
  • 第3章 変容(忘れられたシンフォニスト;鳥の声と管理された偶然性;前衛の栄光と挫折 ほか)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78540600
  • ISBN
    • 4334033725
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    446p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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