ある陪審員の四日間
著者
書誌事項
ある陪審員の四日間
河出書房新社, 2006.9
- タイトル別名
-
A trial by jury
- タイトル読み
-
アル バイシンイン ノ ヨッカカン
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注記
奥付の原著名(誤植): a trial by july
内容説明・目次
内容説明
裁判所という建物のなかで、具体的にはどのような出来事が起きているのだろうか?本書は、そうした素朴な疑問に答えている。著者バーネットは、召喚状を受け取ってから評決を出すまでの経緯を、さまざまなエピソードを交え、臨場感あふれる文章で綴っていく。閉ざされた陪審室のなかで、争点となっている殺人事件の詳細を検討するうち、議論は社会における法と正義のあり方にまで及ぶ。確たる真相の解明が望めない状況で、選択すべきは法の尊重か、正義の行使か?陪審員たちの感情的対立や個人の心の葛藤を通じ、人間の強さと弱さが露わになる。
「BOOKデータベース」 より